愛車の購入と同時に購入した愛用のカーナビ(パイオニアのAVIC-VH009)が、2016年07月28日の夕方に突然動かなくなってしまいました。症状はモニターが表示されないのですがタッチパネルを操作すると音はする状態です。モニターのみが表示しない状況のようです。ネット調べるとモニターが前に出るタイプのカーナビの持病的なもので多くの方が経験しているようです。
今回は、モニター部分さえ修理すれば使えるようなので、急遽オークションから一式調達しモニター部分の載せ替えを行いました。
修理は、1DINで構成されているモニター部分を単純に交換して設定をすれば動作しました。交換作業で一番時間を有したのは内装を剥がす部分でした。
AVIC-VH009G (パイオニア 2006年製)
作成日時 2016-08-05 16:29 更新日時 2016-09-23 21:48
2016年07年28日の夕方。。。。
カーナビのモニターが表示出来なる事案が発生。。。映りません。タッチパネルなので押すと音は鳴っています。(^^;
「修理するしかない」です。
ここで。。
修理か?
新しいのを購入か?
最新の同系列カーナビをショップで直接いじった感じでは、約10年前の機種と何ら変わりは無く単に安くなった程度という状況であることに驚き修理で十分という結論になりました。新しいのは情報量が増えたとか、速くなったとかで、カーナビとしての機能は10年間変わりないなーと。。。Google君の方が優秀じゃない? と感じるレベル、操作性も悪いしiPad/iPhoneの様になってはいないし。など、色々とありました。また、中古市場に同一の機種が結構出回っているので購入してモニター部分のみを交換しようと言う結論になりました。
オークションで購入した中古の同一機種の動作確認をします。
何を思ったか、ナビゲーションユニット部分のカバーを開けてみました。DVDの再生が出来るのですが中はどんな風になっているのか見たかっただけです。直ぐに閉じました。
モニターユニットとナビ本体をDC-12Vに接続してACC信号を入力します。動きません! (^^;
この機種はアナログ放送用のTVチューナーユニットが別にある3DIN構成なのですが、試しにこのユニットも接続して電源を入れると起動しました。なるほどね。
単体では動作してようなので、一応動作確認完了です。明日からモニターユニット部分を交換することにします。
B4のサービスマニュアルを眺めて予習してます。しかし、複雑ですね。ドキュメントだけでは分からないなーと思いつつ、ネットからも交換のために必要な内装の取り外し方法を調べて実戦の準備です。
ここからは、実際のモニターユニットの交換作業です。
最初の頃の写真を撮るのを忘れたので途中からです。
センターコンソールの左右の内装を外し、灰皿? 部分を取り外し、シフトノブ関連の内装も外します。ここまでは、比較的順調です。
シフトノブの部分は、丸いリングがはめ込みなので、取り外します。リングの位置は戻すときに重要です。
灰皿部分を外します。
私はたばこは吸わないのですが、コネクターから電源を取るのに使用しています。
ハンドル右側のカーバーを外します。
今回のモニターユニット交換に直接は関係ないのですが、センターコンソールの内装を外す際にハンドル下の内装を外さないとコンソールの右側の内装を外すことが出来ない様なので芋づる式にこのカバーも外して作業をしやすくしています。
ハンドル右側のカバーを外した後は、ハンドル下の内装を外します(緩めると言う感じです)。
センターコンソールの右側のカバーを外します。
はめ込みとネジとはめ込みタップ(名称不明?)の3種類で固定されています。なんで、こんなに多種?なのと思わず。
このままではモニターユニットは外れません。
ナビの本体部分を外して、モニターユニットの周りのエアコン吹き出しユニットと時計ユニットを外すために、純正の時計に電源を供給しているコネクターをナビ本体を外した所から、後ろから手を入れて外します。最初は単にエアコン吹き出しと時計部分を前に引き出すと時計の配線が出てきてコネクタを外せばと思っていました。しかし、それはだめでコネクタの長さはぎりぎりで、引っ張ってもだめてぜした。結局、ナビ本体を外して後ろに手を入れて手探りでコネクタを外さないといけないようです。
今回の作業では一番判らず時間がかかった部分です。
強引に時計ユニットを引っ張ったので時計ユニットのスイッチが破損。最終的に「+」ボタンのみが使える状態になりました。んー、もっと高機能なやつに変えようかなと思ったりしています。
時計ユニットの右側が完全に浮いてしまいました。
このためにスイッチとスイッチに着いていたカーボンが出てしまい、探しましたがカーボン部品2つを紛失してしまいました。今は「+」スイッチのみで時計を時間を合わせています。時計の機能としては問題ないので十分使えます。
車の内装を剥がしたり、剥がした状態をみたことがある人は判りますが、内装を剥がすとごちゃごちゃ状態で、この中に小さな物を落としても探すことは出来ない状態です。
ついでに、時計部分を外してみました。
部品点数が多い時計です。
モニターユニットまわりのエアコン吹き出し部分と時計ユニットを外した状態です。
この奥にあるコネクター、これ以上出ないのです。下の隙間から手を入れて手探りで抜きました。
1DINを入れるには、奥行きはぎりぎりの状態です。
モニター部分を外します。
購入した中古のモニターを接続してテストします。
動作していますね。(^^)v
バックモニターのテストをします。
交換したので、設定で再度バックモニターがあることを設定する必要があります。
動作確認したので、ユニットを固定します。
モニターユニットの後ろのスペースはぎりぎりなので、今回はこの未使用のコネクターを外しました。先に施工した方はよく入れたなーと感心しています。
エアコンの吹き出し口と時計ユニットを元に戻します。
ここまで来ると修理した感が出てきます。
内装を戻します。
ほぼ復旧。
後は、センターパネルの左右とハンドル周りです。
完成しました。
少しテスト走行して動作を確認して終了しました。
修理には数時間程度かかりましたね。
時間の大半は、内装を外す部分でした。
カーナビが壊れたのをきっかけに久しぶりに愛車の電気系統のメンテナンスをしました。
なんか楽しかったです。夏なので暑かった。
最後の写真にはカメラのストラップとカーナビの左側に黒い紐のような物があります。この黒い紐の様な物はドライブデコーダの電源ケーブルなのですが、購入以来配線をしていなというずぼら状態です。今回、内装の剥がし方とか判ったので、ケーブルを内装にしまおうと思います。このメンテナンスも後日出来たらBLOGにかきたいと思います。