Raspberry Pi 3をmacOSのGUIアプリでバックアップとリストアする方法です。

 

作成日時 2018-02-27 04:09 更新日時 2018-02-27 08:30

ずばり「ApplePi-Baker」でOKですね。

 

以下のサイトからダウンロードしてインストールします。

MacOS X – ApplePi Baker – Prep SD-Cards for IMG or NOOBS

【操作方法】

操作方法はコマンドラインからの操作に比べるとシンブルです。

 

「SD-CARD」を入れてバックアップもしくはリストアを実行するのみです。

わずらしいSDカードのunmuntとかformatとかの面倒は全てアプリが面倒を見てくれるので本来のバックアップとリストアに専念できます。

 

【バックアップとリストアの時間/容量】

 バックアッブ時にイメージフォーマットをいくつか選択できます。

　(16GBで5-6G程度使用しているOSイメージを圧縮した場合)

・IMG (16GB: SDカードそのままの容量)

・7Zip (1.6G前後に圧縮)

・Zip (2.5G前後に圧縮)

・GZip (2.2G前後に圧縮)

・ISO (16GB: SDカードそのままの容量) -使用は注意?

 

バックアッブ時間

　(実測時間は環境に大きく左右されるので参考程度ですね)

 ・IMG (実測3分程度, 単にコピー時間)

・7Zip (実測25分程度)

・Zip  (実測8分程度)

・GZip  (実測17分程度)

・ISO  (実測3分程度)

 

リストア時間: バックアップしたファイルを同一の16GのSD-CARDへ復元

　(実測時間は環境に大きく左右されるので参考程度ですね)

 ・IMG (実測6分程度)

・7Zip (テストせず-macOSで展開出来なかった為)

・Zip  (実測6分程度-macOSでの展開時間: 約30秒)

・GZip  (実測6分程度-macOSでの展開時間: 約1分)

・ISO  (テストせず)

 

リストア作業には同一容量もしくはそれ以上のSDカードが必要です。

補足:

・同一の型名であっても微妙に容量が異なる場合があるようです。

・同一表記の容量でも(例えば16GBとか32GB)微妙に異なる場合もあるようです。

 

注意:
・原因は不明ですがIMGバックアッブの途中でたまに完了する場合が発生(IMG以外は未確認)します。バックアッブ後は確認する必要があると感じます。(2017-09-30_1.9.4b 版の場合)

 

【おまけ】

 

このソフトを使用する場合には次のアプリの組み合わせで操作していました。

とっても煩雑となっていました。

 

・SD Card Formatter (SDカードの純正フォーマット)

・Etcher 　　　　 (SDカード/USBのimage保存/リスア)

・ターミナル　　(apple純正のターミナルソフト)